ロードバイク

ロードバイクに乗ってからを振り返る①

ずっと同じルートも飽きたしね



時は2017年10月のはじめ,美容師という仕事の性質上連休が少ない自分だけど月末に3連休をもらった。

3連休をもらったけど,何をしよう?

旅行に行くにもそんなにお金無いし,実家の山梨に帰っても暇だろうし…

そんな時に,ふと「そうだ!名古屋の友達に自転車で会いに行こう!」

ロードバイクは兄から譲った。これがロードバイクとの出会い(今でも大切に乗っている)

名古屋までは約360kmとても素人では走りきれるような距離ではない。

そこでまず練習兼自分がどのくらい走れるのか測るために箱根の芦ノ湖まで日帰りで行くことにした。

自由が丘から芦ノ湖までは往復で180kmこれを完走した時の身体の調子をみて名古屋まで行くか決めようという考えだ。

学生時代にママチャリで片道10kmの道のりを毎日往復していたので「180kmくらいなら余裕でしょ!」とロングライドを完全に舐めていた。

はじめてのロングライドは大体100km以内に収まる人がほとんどらしい。自分で言うけど,いきなり180km走るのは正直頭のおかしい人くらい。(今では頭おかしいも褒め言葉に聞こえる)

箱根ライド当日 装備は全く持っておらず,もちろんビンディングも無い状態でTシャツ一枚に黒のスキニーパンツとスニーカーという今思うと,とんでもない格好で出発

天候には恵まれて,ほどよい涼しさでロングライド日和

久々に乗った自転車は少ない力で遠くまで行ってくれる。それでいて電車のように改札をくぐったり,出発時刻が決められているわけもなく移動するのは自分の自由にできる。快適そのもの

順調にペダルを踏み続けたらあっという間に(とは言っても4時間くらい) 小田原の海まで来た。

海なし県こと山梨育ちの井上の中で海=遠い といった存在だったので,自分の脚で海まで行けるというのはとても興奮した。

海に着いたら箱根まではもうすぐ

箱根湯本駅に到着。温泉街ということもあり「千と千尋の神隠し」にでてくるような雰囲気っぽくて,非日常感が楽しめた。こういった体験も自転車の魅力の1つ

箱根峠に着くとここから国道1号を登る。初のヒルクライムだ。

初のヒルクライムは散々な結果だった。

登り始めて10分ほどでキツすぎて地に脚をついてしまった。他のロードバイク乗り何人にも抜かれた。

「なぜあの人達はあんなにスイスイと登れるんだろう…」

「なんで自分はこんなにキツイことしてるんだろうか…」

「もう自転車乗りたくない…家にワープしたい」

というような負の気持ちで自転車を引きながら登った。

途中出会うローディー(ロードバイク乗り)からは「頑張って!」と言ってもらえてなんか嬉しかった。

命からがら国道1号の最終地点にたどり着くとあとは芦ノ湖まで下るだけ

きつい坂を登りきった後の下り坂はまさに天国だった。

芦ノ湖ではとんかつを食べ、すぐに帰宅。

帰りは通ってきた道通りながら、思い出を反芻。今朝ここを通ったのが昨日のことのように感じるような感覚。

「濃い一日を過ごしたなぁ」

余力は全然ないはずなのに「名古屋がこの2倍だったらいける気がする!」

そんなことを考えながら帰宅

箱根ではコテンパンにされ「もう自転車乗りたくない」とも思ったりしたけど終わってみたら、きつい思いも楽しい思い出に変換されていた。

「名古屋は自転車で行こう!」

そう決心して眠りについた。

続く